ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
「よし!じゃあ、行くか!」

採点した課題と参考書をしまい、立ち上がった。


「えっ?どこに?」

何!?と驚いている桐島に笑いながら声をかける。


「だから!息抜きだよ。勉強なんかやめやめ!」

ほら!と桐島の勉強道具を鞄にしまって片付ける。


「えっ!?ウソでしょ!?
……やだ!行きません!!」

抵抗する桐島を無理やり立ち上がらせる。


「ダメだ、行くぞ!」

いいからいいから、と腕を引く。

「ちょっ…!!先生っ!!」

「頭も詰め込みすぎると疲れるぞ。少しは休憩してやれ」

いい所連れてってやるから、と微笑むと、諦めたのか、桐島は小さくため息をつき、渋々といった感じでついてきた。


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