ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
「じゃあ、そろそろ旦那も帰ってくるし私はもう帰るわ!あとは自分で何とかしなさいよ」

あんたの相談役はもうゴメンだわ、とブツブツ言いながら床に転がっていた鞄を拾い、帰ろうとドアの方へと向かっている。


何だかんだ叱られてしまったが、沙織の存在に感謝していた。
我を忘れていきなり襲いかかった最低な俺を責めもせず、こうして励まそうとしてくれて。




「沙織!」


ドアを開けて出て行こうといている沙織を呼び止めた。まだ何かあんの!?と沙織はイラついたように振り返る。


「………ごめん」


呟くように謝ると、沙織は妖しくニヤッと微笑んだ。


「ああいうプレイがしたいなら、事前に言っといてちょーだい」


そんな捨て台詞を吐きながら、沙織は去っていった。

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