ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
番外編

ある日の朝*side結衣*

まだ朝陽も昇らない早朝。


……ぅん…なんか……重い…。

深い眠りから覚め、ぼんやりと半覚醒状態のままうっすら目を開けた、その瞬間。

私を抱き締めながら、ぐっすりと眠っている先生の顔が目に飛び込んできた。


「ぅわッ!」

え?え?何で先生が!?
あれ!?何で私ここで寝てるの!?

まだ暗い部屋をキョロキョロと見てみると、ここは見慣れた先生の家の寝室。



も、もしかして!!

慌てて自分の様子を確認した。

……よかった。服、着てる…。

ほっ…と安堵の息を吐きながら、今に至るまでのことを思い出した。



そういえば…。昨日、先生の家に泊まるって約束したっけ…。

確か、課題のレポートを書きながら先生の帰りを待っていたはず…。でも、先生が帰ってきたという記憶はない。


私、寝ちゃったんだ…。たぶん先生がベッドまで運んでくれたんだ…。


先生が起きたら、「また我慢させやがって!!」って絶対文句言われるだろうな…。どうしよ。

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