セカンドキス
拒絶したわけじゃなかった。
彼がとったその行動があまりに不意打ちで私は驚いて、手を放してしまった。

「あっ、ごめん・・・。」

(篠山君は悪くないのに・・・。)

照れながら、今度は私から彼の手を握り返した。
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