セカンドキス
外は寒かったし、彼の意見に私は賛同した。
音楽には詳しくなかったけど、幸い聴く音楽は彼と似ていた。
そんな発見にまた心が躍った。
会話が弾んでいたにも関わらず、私は急にトイレに行きたくなった。

(トイレくらいで嫌わないよね?)

「ごめん。トイレ行ってくるね。」
「うん。その辺で待ってるよ。」
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