タカラもの
俺は無意識にあの女のところへ走っていた。
「あの、さっきはごめん。」
「えっ、あっ!あたしの方こそごめんね」
「ちか、置いてくよ。」
「えっ!あっ、じゃあ。」
女は走っていった。
「あの女、ちかって言うんだ。」
俺はあの女ことを1つ知れてなんだか嬉しくなった。



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