ふぁーすと・らぶは永遠に。




だけど…聞いてる?



「それから、その子もうグラウンドに立てなくなったの。」


「……で?」


日向が一瞬こっちを見たのが分かった。



…良かった。ちゃんと聞いてたんだ。



あまりにも静かすぎるから少し心配になったじゃないか。



「舜以外のピッチャーで、試合するのが怖くなっちゃったんだって。」


「…ええ。」


次の言葉までの間隔で日向が少し動揺しているのが感じられる。




「そんな夢みたいな話あるわけないと思うかもしれないけど、舜にはすごい力があるの。あいつに勝負挑むなら強い心もってやらないと、馬鹿みるよ。」







< 111 / 129 >

この作品をシェア

pagetop