【完】先生と恋をしましょう!
「今日はもう下校時間だ。早く帰りなさい」
そう言われて、時計を見ればもう夕刻を過ぎていた。
のんびりと、文化祭の準備をする教室を眺めすぎたよう。
クラスメート達も、先生の冷たい視線にびくびくしながら、下校していく。
それから、教室には私と先生だけが残った。
まあ、先生は公私混同しない人なのは、わかってるから私も、教室を出た。
「さようならっ」
先生に挨拶をして、先生の横をすり抜けたら、ぎゅっと腕を引かれた。
「えっ」
何ですか?なんて、問い掛ける間もないくらい素早い先生に、私は教室に逆戻りするのだった。