【完】先生と恋をしましょう!
教室の真ん中では、まだザワザワと話し声がして誰も、私達が此処に居るなんて気付かない。
「文化祭は来なさい」
先生は、さっきから此処に居たようであの会話も、聞いてたらしい。
すっと私との距離を詰め、ぎゅっと抱き寄せた。
暗いから余計に、ドキドキする。
心臓が壊れそうだよ。
「文化祭来ても仕方ありませんし」
「ワタシと此処に居よう」
「えっ?」
「しつこく文化祭一緒にまわろうという生徒が居るんだ。此処に隠れていれば問題ない」
「私なんかと、一緒でいいんですか?」
不意に出た、本音。
私と居て楽しくないと思います、と呟いて。
下を向いたら、先生は強く抱き締めて、痛いくらいにぎゅっと包んだ。