【完】先生と恋をしましょう!


だって、前聞いたことがあるから。
私の前で仲良くしてることが、私の幸せなんだって言ってた両親。
あからさまに、作られた家族に気付かないなんて、鈍い娘じゃない。
ま、一人っ子だから仕方ないって理由つけてる。




朝は、1人で朝食を取る。
最初は寂しくて食欲もなかったけど…慣れてみれば、なんてことはない。
暗いリビングで食べる朝食に、寂しいなんて思うこともなくなった。
そしてお父さんは、もう仕事に行ってるし、お母さんは寝てる。
もう、どれも慣れた光景。






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