指折り★Holiday




そう、あれから数日。






譲輝くんは、
深夜に小説を更新しなくなった。



そりゃ譲輝くんは月~木とバイトが入ってて、
休めないからであって。




あたしのためとかじゃないんだけど。




それでも!!



ソレはあたしにとっても、
めちゃくちゃ助かることで。




ありがたいとは思ってるわけですよ。





「最近、マジメになったねぇ」


「えっへへぇ~」





いい子、いい子。といいながら、
涙ぐんであたしを見る綾乃。



ご褒美とばかりに、
プチトマトを貰った。




おいしかった。




「で、今日さ。
小テストだって知ってた?」



「もちろん。
ちゃんと勉強とかしましたけど?」



< 48 / 122 >

この作品をシェア

pagetop