声が出ない少女
その時
私は彼を信じた

今まで誰にも言えないで悩んでいた事を彼にすべてを教えた…


『その時…私半分気失ってて…

その時誰もいないはずの階に…

その頃付き合ってた
大―――ぃ好きな彼氏がいて…


見られちゃったんだょネ―』


何度も手を止めかけたけど
私は決意した…

彼はただ文字だらけのノートを見ていた


彼の手は私の手を
しっかり握っていた
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