君を何度も~俺様☆天然~
うわ、これ修正無理だろ。

ま、しょうがないよ。

うちのクラスには伝説の女がいるわけだし。


………一体どういう事?


あたしが言葉を発しようとした時、










……ダンッ!!!!

割れるコンクリート音が響く。

『……冗談じゃない。

こんなバカ野郎な真似する奴は出てこいや″!!』


一瞬にして静まる空気。

その中でたった1人だけ、


静まったみんなを見つけた。



『ちょ、青依!!』


『犯人は誰なんかとか言う前に、この旗直さなきゃ!!』

あたしと文花が交互に言う。


『そんな事、どうでもいいの。』


『何がどうでもいいの!?』


だってこれは、みんなが頑張って作った物なんだよ!!

『いくらなんでもそんな言い方……』










『だってこれ、偽物だもん。』



『………え!?』

にににに偽物!?

何でこんなに似てるのに?


『諒弥の助言で、知り合いにこれのレプリカ頼んどいたの。



ホントはあたしが厳重に管理してます。』


と手のひらを広げて出したのは正真正銘のクラス旗。


これにはあの文花もビックリ。


『……どんだけスーパーなのよ、青依は。』

と笑いながら溜め息を着いていた。

………やっぱ、



『青依サイコー★』


『ちょ、くっつかないでよ!!』


何にでも言ってよ!!


『好き好き好き~!!』

『……それは愛しの自己中王子に言いなさい。』


素直じゃない所も解ってるから。


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