星の王子様
その王子はいつも遅刻ギリギリまで華を待たせているのに、今日はやけに早い。理由を聞くと、
「いつも待たせてるから悪いなーっと思ったから、今日は早起きしたんだー。偉いでしょ?」
言いながら頭を下げる真琴。そんな真琴の頭を華は撫でた。
「うん。偉い偉い」
「へへー」
王子も普段はただの子供だ。
「ん?」
真琴の頬に一筋の傷が付いている。華がそれを見ていると真琴が、
「あーこれ?昨日ドールと戦った時に付いたんだ。全然余裕だったけどね」
「キリングドールと…」
「いつも待たせてるから悪いなーっと思ったから、今日は早起きしたんだー。偉いでしょ?」
言いながら頭を下げる真琴。そんな真琴の頭を華は撫でた。
「うん。偉い偉い」
「へへー」
王子も普段はただの子供だ。
「ん?」
真琴の頬に一筋の傷が付いている。華がそれを見ていると真琴が、
「あーこれ?昨日ドールと戦った時に付いたんだ。全然余裕だったけどね」
「キリングドールと…」