姫のさがしもの。


「姫夏。

俺ね、姫夏と
こうやって

これからもお茶したり
飲みにいったり
したいの。

だからね、
誰かにばれて、

噂とかになって
気まずくなりたくないの。」


宮岸さんの
言葉に、

やっと彼の行動の意味が
わかる。


私ってばかだな。


「でも、思いっきり

駅前で私のこと
抱きかかえちゃったよ?」


「それは…!

俺、こっそり隠れて
姫夏のこと
待ってたのに

姫夏が爆走してきて
つまずくから…!

思わず助けちゃったんだよ〜」


困り顔の宮岸さん。
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