姫のさがしもの。
…そんなこと
もし気づいてたら
こんな高価な指輪、
欲しいなんて
言わなかったのに…。
これ、たしか12万円ぐらい
するんだよね!?
私、宮岸さんが
くれるものなら
何でも嬉しかったと思うよ?
でも…
そうやって、
事前からサプライズを
企ててくれてたことが
うれしい。
優希にも、心の中で
深く深く感謝した。
キラキラと蛍光灯の光が
反射するそのリングを
眺めながら
私は、幸せを噛みしめた。