†シークレット・ラブ†

服を着替えて、鏡でヘアスタイルをチェックして

玄関のドアを開けようとした時─…




───プルルル~プルルル~プルルル~



自宅の電話が鳴り響いた。


仕方なく、履いていたパンプスを脱いで、リビングに向かい受話器を取った─…







「はい、雨沢ですが─…」




この電話が


あたし達 夫婦の絆を壊す事なんて


まだ──…あたしは──…知らなかったんだ──…。





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