†シークレット・ラブ†

誠司が玄関のドアに鍵をかけて

2人で階段を下りてアパートの前の道を歩き始めた。


誠司が前で
あたしが後ろ


ちょっと早歩きの誠司

度々、置いてけぼりになるあたし。



誠司の後を追いかける


気づけば
いつもそうだった…


あたしはいつも
誠司の後ろをついて歩く


誠司の背中を

気づけば
いつも
追いかけていた…

まるで


届かぬ心に触れるみたいに…




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