†シークレット・ラブ†

なんだか…喉が乾いてきた…。


お水…もらっていいかな?


寝室のドアをゆっくり開けて、優しいランプの光が灯るリビングを覗くと、ソファで眠っている先生の姿。



毛布が、床に落ちていて、寒そうに感じた。


少しずつ…起こさないようにゆっくりと近寄り、落ちていた毛布をフンワリとかけると



規則的に心地よい寝息を立てる先生の寝顔。


ドキンと思わずときめいてしまう。


無防備な彼の寝顔。どうして、あたしはこんなにジッと見つめてしまうのだろう…。


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