†シークレット・ラブ†


もう…何度も洗い流しているのに…


あなたのぬくもりと声だけは消えないの…。



こんなに忘れられないなんて…。



馬鹿よね…。



あなたの元から去ったのは、あたしなのに…。



雨が降り注ぐ中…恋人達が肩を寄せ合い1つの傘で歩いていくよ。



あの日も…こんな風に雨が降っていたっけ…。



あなたと出会ったあの日みたいに…。


雨があたしを濡らしていく…。



いつになったら、あたしは…あなたを忘れられるのかな…?

俯きながら…ただ歩き続けた…。行くあてもなく…さ迷うような足取りで。


そして気づいたら…あたしは…彼の店の前に来ていた。




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