†シークレット・ラブ†

いい加減


あの部屋で1人



誠司の帰りを待つだけの生活とサヨナラしたかった──…



待ってばかりの日々が次第に苦痛に感じていたから──…



だから、あんな想いさえ、感じてしまったんだ──…



とにかく、楽しみが欲しかった。



自分だけの世界を、あたしは、ずっと求めていた──…





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