†シークレット・ラブ†

だけど、ちょっとだけ


2人の間に入れない自分がいて



どことなく


居心地の悪さを感じていた─…




「お義母さん、お風呂よかったらお先にどうぞ」



「あら、ありがとう。じゃあ、先に入らせてもらうわ」



「はい。どうぞ」



お義母さんが、お風呂に入っている間


あたしと誠司は、会話もなく、ただテレビを眺めていた。




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