少女のヴァンパイア
シュリーはますます分からなくなった。
暫くシュリーはジャックと話したのち、
グレンがジャックと話すため、
部屋をでた。
シュリーは話し疲れたのか、
すぐに、
眠りについた。
一方、
部屋をでたグレンとジャックは客間に向かっていた。
「シュリーちゃん…可愛いね。」
ジャックはグレンをからかうようにいった。
グレンはチラッとジャックをみて、
無視した。
ジャックはニコニコとしていたが、
急に真面目な顔になった。
「…とても美味しい匂いがするね。」
あれは狙われるよ。
ジャックはそう付け足した。
「…わかっている。」
グレンはそうとしか言わなかった。
―…君も…いつまで耐えられるかな?
ジャックは思ったが、
その言葉はとどめておくことにした。
グレンぐらいになると、
多少、
血を飲まなくとも、
大丈夫だが、
ジャックが見る限り、
1ヶ月ぐらい飲んでないように見える。