少女のヴァンパイア
シュリーには不思議な力をもっている。
心まで冷たく、
何をしても無表情なグレンを
かえたのはシュリーだ。
シュリーには、
人を引きつける力があるのかも知れない。
「私もそのひとりか……」
ファイは庭の空を眺めながら呟いた。
「なんか言ったか?」
近くにいたラントが言ったが、
「なんでもない。」
そういった。
―…早くお互いの気持ちが通じるといいですね。
その思いが聞こえたかの様に、
2匹の鳥達が、
空へと飛びだった。