君に伝えたい
倒れるようにベッドに寝っ転がった。
しばらくして、頭のなかが整理されて。
それと同時に、あの綿あめがまた話し掛けてくる。
『あの人は大切な人なんでしょ?』
……うん。大切だよ。凄く、凄く。
『じゃぁ、どうして離れるのよ』
離れる………?
あたしは離れたくなんかないよ………
一緒にいたいよ………
ハルの事、ずっと見ていたいと思ってるよ………?
でも、あたしが見ていい立場なのかな?
『いいんじゃない?見ていたいのなら、見てればいいじゃない。』
………………何なんだよ……
さっきから偉そうに………
あたしの事……何も知らない癖に……
あたしが今、どんな思いでいるか……知んない癖に………!
あのバーコード(先生)見たいに………
何でも知ったような事言って………