【実話】~17歳~浮気男を愛してる。


時間が、午前3時を回った頃。



『眠くなったあ~。もう、帰る。』

もう、帰りたかった。
やっぱりアキヒロじゃない誰かと会話するのは凄く疲れた。


だって"素の自分でいられない"から。


「俺も眠くなった~。クミん家に送るより、近いから俺ん家で寝ようよ~」



『無理!!絶対無理~。クミん家に送ってよ。』


「あっそ。分かった。」









切実に無理。
失礼だけど、彼が隣で寝るなんて…
考えただけで、吐き気がする。

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