【実話】~17歳~浮気男を愛してる。


あたしが玄関を開けた瞬間に…彼は来た。

もし別れていなかったら、"運命だ♪"なんて、ニコニコしていた自分が浮かぶ。



でも、今は浮かれてなんかいられない。


『…荷物。はい。』



車の窓を開けた彼に手渡す。



「ああ。凄い量だな。……あ、今日坂下と、話するから。」



『…は?もう別れてんだからいいじゃん。…何話すのさ。』


「付き合ってる時に起きた事は関係あるべ?…何話すかは、お前には喋れないな(笑)」



馬鹿にしてるみたいに、笑った彼。


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