恋しぶきプラス〜先生が描いた夢〜






だが


少し経って…




都築が意を決したようだった。




両腕を伸ばして前に身体を倒した。




が。




すぐに立ち上がって、顔を両手でブルブルこすった。






「え?」




俺は驚いた。




本物の水嫌いの都築が、泳ごうとした…。




正直、泳ごうとする姿勢を見せるとは思わなかった。





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