運命の黒い糸
結局、アタシは一樹の誕生日を一緒に祝うコトは出来ず、メールだけを送った。


アタシは、一樹の誕生日の日に合コンに行った。
たまたま友達に誘われたから…ってのもぁるけど、一番は寂しさを紛らわしたかったんだ。

そんな気持ちで望んだ合コンは、楽しめるハズもなかった。
何人かからメアドを聞かれ交換はしたけど、合コンが終わった後に、全部消去した。


新しい出会いが欲しかったわけぢゃない。


アタシの欲しいものは只一つなんだ。
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