君じゃないとダメなんだ


最初から
“手は早い”と
言われていたんだけど

付き合ってみたら
手が早くても
恋愛をしたことが
なかったから

何が早くて早くないかも
わからなかった。




アキラは口が上手いから
わたしの気分は
いつも最高だった。


毎日楽しかった。

好きってこういうのかな?

なんて思ってた。











でも





わたしはアキラに
愛を注がれてなかったんだ。



わたしは


欲求不満解消に
使われてるだけだった。


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