電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①
ファッションなどのお店など、都会はすごい。と私は思うしかなかった。そんななか、智美ちゃんが案内してくれるということで、来ていたのだ。ただ、ただ、驚くばかりで。都会の人って、田舎に暮らせと言われても無理なのは納得できる。
《―――各世界で“アレ”が目撃されています。皆さんはただちに建物の中や自宅に避難してください。》

「智美ちゃん。“アレ”って何なの?」
私は聞いた。
「“アレ”は“アレ”よ。」
「へ?」



そのころ、私たちがニュースの事で立ち止まっていると。
「聞いたか?」
健輔たちはそのまま、目撃されたという近い場所へ猛ダッシュしていく。



「“アレ”って聞いたことない?」
智美ちゃんが言ってきた。
「全然。初めて。」
「そうなんだ。簡単に話すと、コンピュータウイルスの子供。まあ業界用語でいえば菌糸滅幡(キンシメツバン)。」
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