電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①
私は言った。
「「うそ!」」
また、2人の声がそろった。


―――――。
≪臨時ニュースをお伝えします。なんと、選ばれた人にしか見えないとされていた妖怪大図鑑が全てガセネタという事がわかりました。そして、その犯人は警察に逮捕されることに…。≫
「ね。」私はそう言った。
「そうなると、今までの事も説明がつく。」
咲恵子さんが言った。
「そうね。」
続いて智美ちゃんも言った。二人は過去に何かがあったようだった。でも、それと、今のこれと、妖怪大図鑑とどのような関係が。ううん。どのような繋がりがあるのだろう?
実は、私も知らなかった話なのだけれど、ちょうど、この事件が終わった後に聞いた話。今、話しておこうと思う。
――――。
実は、二人がまだ、小さかったころ。まだ、悟州都町は空間が、つまり、電界が乱れていた。みんなは、うーんと、私以外かな。
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