駆け抜けた少女【完】




矢央が幕末へ導かれて早二年の月日が過ぎた。



それまでに沢山の出逢いがあり、そして悲しき別れを経験する。



そして、彼女は少しずつ強く成長していった。





『私の居場所は、皆のいるこの場所なんだ』






その確かな居場所を決して見失わぬように、彼女はただ前を向いて歩いていく。






この先の未来に、たとへどんなに辛いことが起きようと誠を揺るがさないように。



ーーーーーー彼ら、新撰組と共に。










駆け抜けた少女-幕末恋絵巻- 完


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