イチゴの気持ち ~イチゴ達のラブストーリィ~
「お前のソーダが念じるとイチゴ味になるんだぜ。でも、水の神様に愛されてないとイチゴ味にならない」
『…うそでしょ…』
「信じてねーな。貸してみぃ、お前の。いいか、俺が念じるからな」
そう言って先輩は一口ソーダを飲んだ。
えっ…私の飲んじゃった。うわっーこれって間接キスじゃん。
「ほら、イチゴ味だぜ。ホントに。まぁ、試しに飲んでみろって。目つぶって、ほらっ」
先輩の言われるままに目をつぶる。