イチゴの気持ち ~イチゴ達のラブストーリィ~


「手だして」


おそるおそる手を前に出すと、先輩がジュースを手渡してくれた。


「そのまま飲んでみぃ」


『…う、うん』


先輩は、戸惑っている私の手を両手で包み込みジュースを口まで持ってきてくれた。


わっ、先輩が私の手を握ってくれてる…もうドキドキMAXだよぉ。


そして、そっと一口飲んでみた。
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