イチゴの気持ち ~イチゴ達のラブストーリィ~
「七海は春哉と同じクラスだったよな」
先生が音楽室に戻ってから言った。
「あいつさ、バスケにセンスねーこと自分でもわかってるんだよな。だからずっと一人でも朝練続けてるだよな。放課後の部活も一番最後まで練習や片付けしてから帰るんだぜ。あいつそんなこと絶対言わないよな。自分の頑張りを黙っている奴なんて、男として最高だよな。でもさ、がんばってもうまくなんねーの。まぁ、それがあいつらしいいといえばあいつらしいんだけどな。宿題も忘れること多いだろ。でも、忘れたものは必ずやるんだからな。いい訳はしねーよな。あいつすげーよ」
もう一度体育館に行ったとき、ボールはリングの中にすっと吸い込まれるように入っていった。
『ナイッシュ!』
思わず声をかけてしまった。
「えっ、ありがとな」
春哉は少し照れながら言った。
先生が音楽室に戻ってから言った。
「あいつさ、バスケにセンスねーこと自分でもわかってるんだよな。だからずっと一人でも朝練続けてるだよな。放課後の部活も一番最後まで練習や片付けしてから帰るんだぜ。あいつそんなこと絶対言わないよな。自分の頑張りを黙っている奴なんて、男として最高だよな。でもさ、がんばってもうまくなんねーの。まぁ、それがあいつらしいいといえばあいつらしいんだけどな。宿題も忘れること多いだろ。でも、忘れたものは必ずやるんだからな。いい訳はしねーよな。あいつすげーよ」
もう一度体育館に行ったとき、ボールはリングの中にすっと吸い込まれるように入っていった。
『ナイッシュ!』
思わず声をかけてしまった。
「えっ、ありがとな」
春哉は少し照れながら言った。