ぼくのきもち

記憶


きみのぬくもり

手の感覚

抱きしめられたときの背中の大きさ



声や外見はもう薄れてゆくのに

ぼくの感覚に刻まれた記憶は



忘れられないでいる

忘れたくないでいる
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