昼休みに、あなたと。
別にそこまで拒否らなくてもいいじゃん…。
さすがに少しヘコんで、私はうつむいた。

そんな私を見て、先輩は
「ごめん、言い過ぎた。」
そう言って、話し始めた。

「俺、窓側の席なんだよ。お前、いつも渡り廊下を通って図書室行ってるだろ?
俺の教室からいつも渡り廊下を歩いてるお前が見えるんだよ。
こっそり見てたとか、普通引くだろ…。」
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