純愛 ~守りたい~

そう言って、舌を出した。



『わかったよ(笑)友達でいてやる↑↑』


マーくんはそう言って、笑った。





そう!3ヵ月前。

あたしとマーくんは、そんな約束をした。



当然、こんな約束をした事は、学校の皆にも内緒だけど、あたしはそれでも学校でマーくんと過ごす何気ない日々が幸せに思えて仕方なかった。




ただ普通の先生と生徒のように挨拶をして、ただ普通の先生と生徒のように授業にのぞみ、ただ普通の先生と生徒のように会話をするだけの日々でも、あたしにとっては貴重で、とても充実した学校生活になっていた。





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