純愛 ~守りたい~

『中2から、ついこの前まで?』


三宅がきいた。



『俺らは、中学で一度会ってるけど卒業してからは、この前までずっと会ってなかった。電車ん中で偶然会うまではね。』


俺が言うと、



『藍沢くんは、一途なんだね(笑)』


三宅は笑った。



『忘れらんなかったってだけだよ(笑)高校で正反対の女と付き合ったけど、それでも駄目だった…。』


俺はそう言って、飲み物をすすった。





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