純愛 ~守りたい~
あの、危篤状態だって言ってた子の名前を。』


あたしが言うと、



『急にどうした?あん時は忘れようって言ってただろ?あれから……もしかして何かあった?』


夏津紀がきく。



『お願い……夏津紀。』


あたしが、ひとこと言って黙っていると、



『わかった。でも病院内だし、親父の携帯は繋がんないから、病院に行かないときけないから、今から病院に行って、直接きいてみるわ。穂乃嘉は今どこにいる?』


夏津紀がきいた。





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