純愛 ~守りたい~

『でも、あなたは外でもいい。と言った。私には出来ないと思う。私なら、「中に入れて!中に入れなきゃ嫌!」って絶対に言うと思うから…。』


受付の人は言った。



『入れることなら、入りたいです。でも、あたしには、中に入る資格はない(笑)ご家族の人たちにも迷惑がかかりますし。だから、せめて外で…なるべく近いところで、言いたいことを…言えてないことを……思い浮かべながら、祈りたいって思ったんです。』




あたしは、やっと落ち着いて話を出来るようになった。





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