純愛 ~守りたい~
『そうだったんだ(笑)あんま励ましたりしないタイプなのよ↑普段、私には(笑)』
桐也のお母さんは自分を指さした。
その後すぐに、
『あ!で次、次↑』
と言った。
少しだけ、元気になってきた桐也のお母さんに、焦らされるように、あたしは話を続けた。
『でも、中2からは全く話さなくなって…結局、中学では、それっきり話さないまま、離ればなれになりました。』
まとめたように言うと、
『なんで?仲良くしてたのに…?喧嘩…?』