純愛 ~守りたい~

『俺はそんなにヤワじゃないから、おろしません↑』


そう言って病室に入るなり、


『桐也!ダメじゃん(笑)ちゃんと見とかないと↑お前の泣き虫姫様が廊下に落ちてたよ?』


桐也に向かって笑う。



『夏津紀。』


呆れたように名前を呼んだあと、


『落ちてるわけねぇーだろ!物じゃねぇーんだから。お前を探しに行ったんだよ!!心配かけんな。』


桐也は続けて夏津紀に言った。




『わりぃ↑でも、お前や穂乃嘉もさ、俺に心配かけさせんなよな(笑)つーか俺たち皆、お互い様だな!』





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