復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ〜
ふと勉強机を見ると、愛華と零のツーショット写真が何枚も飾られていた。
さらにリボンの形をしたポーチやヘアピンが置かれている。

この部屋によく来ていたのだろう、と思いながら、奈々子はソファに座った。

ほどなくして、零がコップをふたつとペットボトルのお茶をガラステーブルに置いた。

「ごめん、こんなものしかなくて」

とぷとぷとコップにお茶をそそぐ。
緊張してのどがカラカラだったので、奈々子は一息で半分以上飲んだ。

「……話してもらえるかな?」

ガラステーブルにコップを置くと、零が切り出した。

奈々子は小さくせきばらいをする。
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