復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ〜
それらを書き終えると、マリはノートを見せてきた。
「これが七つの大罪?」
「そう、これはね、人間を罪に導く可能性があるんだって。みんな心の中にこの欲を持ってるのよ。この七つの大罪を題材にした小説とか映画ってけっこう多いんだよ」
「これ、なんて読むの?」
傲慢、怠惰、憤怒を順番に指さす。
「ごうまん、たいだ、ふんぬ、って読むの。傲慢は偉そうで、怠惰は、怠けたりするって意味かな。憤怒は文字通り、怒るってこと」
「じゃあ、この色欲ってなに?」
「それは……性欲って意味」
マリが言ったので、奈々子は色欲をさしていた指をひっこめた。それを見て、マリがおかしそうに笑う。
「マリちゃん、難しいこと知ってるんだね」
奈々子が、ほめるとマリは、「えへへ」とかわいらしい顔で照れていた。
奈々子はノートを閉じ、引き出しに戻した。
「これが七つの大罪?」
「そう、これはね、人間を罪に導く可能性があるんだって。みんな心の中にこの欲を持ってるのよ。この七つの大罪を題材にした小説とか映画ってけっこう多いんだよ」
「これ、なんて読むの?」
傲慢、怠惰、憤怒を順番に指さす。
「ごうまん、たいだ、ふんぬ、って読むの。傲慢は偉そうで、怠惰は、怠けたりするって意味かな。憤怒は文字通り、怒るってこと」
「じゃあ、この色欲ってなに?」
「それは……性欲って意味」
マリが言ったので、奈々子は色欲をさしていた指をひっこめた。それを見て、マリがおかしそうに笑う。
「マリちゃん、難しいこと知ってるんだね」
奈々子が、ほめるとマリは、「えへへ」とかわいらしい顔で照れていた。
奈々子はノートを閉じ、引き出しに戻した。