復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ〜
「行くに決まってるよ! わたしは、愛華ちゃんの味方だから」

と理奈が、高い声で媚びる。

千尋は、嫌そうな顔をしていた。面倒くさいと、内心思っているのだろう。
しかし、愛華と目が合うと、さっと表情を変え、

「もちろん、行くよ」

と、さえと一緒にうなずいていた。

「谷ちゃんも来てくれるよね?」

愛華の言葉には、威圧感があり、

「絶対行くよ」

奈々子は、即座にうなずいた。

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