復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ〜
どういうことなのか、零を怒鳴りつけてやろうと立ちあがったが、すぐに足を止めた。

どれだけ零に怒っても、マリがメールをしてくるならキリがない。

……マリに直接言ってやる。

そう決めた愛華は、零に成りすまして、返信をした。

【わかった。明日の六時半に体育館の裏で待ってる】

そのあとで、マリからのメールと送信したメールを削除し、何食わぬ顔をして、携帯電話を元の場所に戻しておいた。

愛華は、話し終えると大きく息をついた。

「大切な話がなんなのか、きいてやるんだから。どーせ、零と話をしたいためについた、ウソなんだろうけど。みんなも、一緒に来てよ!」

愛華は、命令口調で言い放った。
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