白いジャージ2 ~先生と青い空~

熱い先生




少年の隣に座った先生。



すぐに打ち解けることができる先生は、教師に向いているんだとしみじみ感心した。



「僕、16歳。」


驚いた。


小学生にも見えるほどの体格。



彼の向かいに座る夫婦が、彼の代わりに答えてくれた。


その夫婦は、ツバルで医者として働く日本人だった。

病気がちな彼の両親の代わりに彼の面倒をみているそうだ。



「シ ズ ム・・・」


片言の日本語で彼が繰り返した言葉。








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