アナタ思フ
アナタは知ってくれてましたか?
私はアナタの友達だったけど、一人の女でもあったということを。


アナタは私を『友達』ではなく『女』として見てくれたことはありましたか?


他の子みたいに可愛く泣くことなんてできない。
おしとやかでもないし、守りたい儚さを持っていない。

『友達』でいれるだけでも幸せなのかもしれない。

でも私はアナタに『女』として見て欲しかったんだ。
カワイイと言われているアノ子達みたいに、『異性』として見て欲しかったんだ。


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